「頃刻の迷夢」は私が1998年発行された「寝取られ漫画」の古典です。
家族スワップを題材とした背徳的なテーマで、当時この手の題材を扱うエロ漫画は流通していなかったので、私には衝撃だったのを覚えています。
私が「寝取られモノ」にハマって、その後の人生の性的趣向を決定づけたといっても過言ではない作品です。
概要
山文京伝作品はFANZAなどでダウンロードできます。
ストーリー
とある新興住宅地に引っ越してきた3家族。
やっと手に入れた夢の戸建て生活を前に、それぞれがこれからの新しい生活に期待を希望を抱いて交流を始まる。
ある日、この一角から離れた小高い丘に建つ屋敷に、この家族の代表として二家族の婦人が挨拶に訪ねる。
その訪問を境に、婦人達の様子に異変が生じ始め、それはやがて3家族全体に暗い影を落とし始める…。
隠された「近親相姦願望」をド直球に扱う
山文作品で当時の私には衝撃的だったのが、「近親相姦」や「寝取り・寝取られ」、あるいは「マゾヒズム」といったタブー視されていたテーマを真正面にとらえ、メジャー誌で掲載していた事でした。
もちろん1998年当時もアングラな出版社から、そういった際どい内容の作品は流通していたと思いますが、私のような地方出身の人間にはそのような作品群は手に入れることは困難でした。
一方この作品はコアマガジン出版のホットミルクコミックスでの連載であったため、田舎の私のもとにも届いたわけです。
作品の内容は、既に現在のテーマでる「良妻が堕ちる」、「少年による母調教」、「少女の調教」といった山文作品のエッセンスが凝縮された内容となっています。
「少女」を扱った作品は珍しい
特に、ここまで若い少女を扱った題材は(女子校正くらいあるにしても)現代の山文作品ではあまり見られないので貴重かと思われます。
少年が母親や年配の女性を自らの情婦として扱うという展開も、よく見られる展開ですが、既にこの時点でメインテーマとして登場している点は非常に興味深いです。
「寝取られ界」の巨匠(と私が勝手にお呼びしている)山文京伝先生の作品。
中の良い義理の母娘がSMの調教師によってメス奴隷に調教されちゃいます。山文作品のエッセンスが詰まったわりとライトな短編です。