NTR系漫画のトップクリエーター、山文京伝先生の「月下香の檻」の第10巻の感想です。
概要
山文京伝作品はFANZAなどでダウンロードできます。
ストーリー
睡眠薬をもった息子の横でたっぷりと犯され続けた翌朝。
一度は家を出たが、母が心配でかけた電話にも、唯子は卑猥な下着を着けさせられた半裸姿で応対している。
口元に意味深な笑みを浮かべながらスラスラと口をついて出る嘘に、自分自身でも戸惑いつつも、愛人となった満司に愛撫される乳房を止めようとはしない。
そんな母親の異変に気が付き始めた息子は思いやり溢れる「父」のエピソードを電話越しに母に聞かせる。
電話を終えて泣き崩れる唯子に、満司は旦那に会いに行く許可を与える。
旦那のSEXでは満足できない体に
この巻では前半の旦那との再会シーンが第一の山場かと思われます。
電話口で息子にほだされて、旦那への愛に再び燃え上がった唯子さん、愛人満司から許可を与えられて、早速旦那の出張先へ出かけていきます。
アポなしで突然訪ねて来た妻に戸惑いつつも夕飯を共にする唯子さんと旦那さん。
夕食後、早々に唯子さんがSEXを迫ります。
ところが、案の定めくるめく不倫SEXの快楽を教え込まれた唯子さんのアソコは、旦那の租チンでは全然満足出来ません。
このSEXシーン、SEXがヘタクソな旦那にガックリしつつも必死で感じている演技を続ける唯子さんが「NTR趣味」の私としてはエロく感じてしまいます。
SEX後、満司のモノが欲しくて欲しくて仕方ないかのように、不自然なまでにそそくさと帰宅する唯子さん。
すでに淫乱ビッチとなってしまった様子と、とろけるようなSEXで満足気な旦那さんの対比がまたエロいです。
不倫相手の女であることを自覚
後半は満司のSEXを求めて逃げかえるように旦那の出張先を後にした唯子さんのご褒美SEX場面です。
ラブホのシーンから開始されるということは、二人とも実家に帰るまでガマンできずに旦那の出張先周辺の駅でヤッチャッてることが伺えます。
それに対比するように旦那は嫁の忘れ物である「イヤリング」を見つめて、さっきまでの激しいSEXを思い出して余韻に浸っている様子が伺えます。
そして唯子は思わず独白してしまいます。
嫁の裏切りと惚けた旦那が交互に入れ替わることで、唯子の調教の異常性が強調されてエロさに拍車がかかります。
やがて、搾乳器具で肥大化させられた乳首をブルブルと振り回しながら、旦那の出張先の近所のラブホでイキまくります。
最後は丁寧にお掃除フェラをしてこの巻が終わります。
数少ないセリフとキャラクターの行動で、これだけ複雑で背徳的で、奥深いエロスな世界観を創造できる山文先生には脱帽です。